結論としては…

エラーという観点から見た場合、どういう訳か40倍速記録の方が16倍速記録のディスクよりも良い結果を残しています。コレは私も意外でした。最近のドライブは高速で焼けると言うことがもはや当たり前になりつつあり、8倍速、16倍速と言った速度はもはや「遅すぎる」速度なのかもしれません。
ただ、だからといって40倍速の方が良いのかと言われると、Jitterの変動が大きいこともあり、「無条件でオススメです!」と言えません。
それじゃあその間をとって24倍速あたりで記録…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、真ん中をとったからと言って双方のいいとこ取りができるとは限らないわけで。最悪Jitterのぶれは大きくC1エラーは大量に発生という状況も十分に考えられますので、いったんテスト焼きをしてみられることをオススメしておきます。
おっと…話が逸れましたね。40倍速と16倍速、どっちがオススメか、と言うことですが…実験結果を見る限り、「どちらもあまり違いが認められない」と言うことが言えると思います。個人的にはもっとハッキリとした差がでると思っていたので、ちょっとコメントに苦しむのですが…強いて言うなら、

「精神衛生上好ましいと思える速度で焼くと良いよ」

というところでしょうか…
この辺り、焼きドライブの個体差も絡んできそうなので、本当にベストな焼きを得たいなら選択できる全ての速度で追試して決定するべきでしょう。労多くして益少なしになりそうですが。ちなみに個人的にはエラーとか抜きにして40倍速記録はイヤです。精神的に。たとえ差がなくてもね。

…測定ドライブの選択を間違えた?

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