ヨシミが「ああ、家の回線を光ファイバーにしたいなあ…」と思ったのは、至極単純な動機からでした。2002年6月、「そら。」という曲を作ったとき、その曲の非圧縮データ（mp3とかじゃないもの）を作詞家の方にお送りする、という作業をやったのですよ。波形ファイルは圧縮した状態で80MB。それを契約しているオンラインストレージにアップしてから、先方にダウンロードしてもらいます。

　…という感じで、アップロードに数時間。作業が朝までかかったので、「これは光ファイバーにせざるを得ない」と思いました。現在では「動画のストリーミング配信が」とか「ロケーションフリーが」とか色々な理由が加わって、どうしても光ファイバーを契約したいなあ、と思っています。

　しかし、当然のようにヨシミの住んでいる場所はNTT東日本のBフレッツ（すべてのタイプ）の圏外となっております。また、CATVの事業者も存在しないわけでございます。

　果たして、ヨシミが光ファイバーの恩恵にあずかることは出来るのか？　果たしてそれはいつなのか？　皆さんに予想していただこうと思いました。

○バーチャル青森について
　青森県バーチャル青森市。昭和の大合併で市に昇格。市の中心部からは若干離れている。

○ブロードバンドサービスの状況について
　2002年2月、NTT東日本による「フレッツISDN」「フレッツADSL」が同時にサービスイン。当時のADSLの速度は1.5M。
　現在ヨシミが契約しているのは、12Mまで出るフレッツADSL。電話局までの距離は2940m。
　ヤフーBBもいちおう契約できるようになっているが、実際に契約している人は少ないらしい。
　DION等のブロードバンドサービスはエリアに入っていない。
　また、電力系（東北電力）の光サービスのエリアにも入っていない。

○現在の状況
　フレッツのサイトから「利用意向登録」に登録して既に３年経過。未だに「現時点では未提供のエリアです。」というステータスが表示される。
　市の中心部は、Bフレッツのエリアに入っている。ただし、最寄りの電話交換局はBフレッツのサービスを行っていない。
　市の郊外では、未だにADSLが通じていない交換局が複数存在する。ただし、フレッツISDNは市の全域で利用することが出来る。

○ヨシミの家における補足説明
　NTT DoCoMoのムーバ、FOMA、au（1x、win）、Vodafone、Vodafone3G、WillcomPHS、DoCoMoPHS（新規受付終了）はいずれもサービスエリア内。ただし、旧アステルPHSのサービスエリアになったことはない。
　最近、電話工事の車両を多数見かける。実際に工事を行っている箇所も多数。

○追記
2006/6/22現在のflets.comにおけるステータスは、下記の通りです。

○その他、ご質問がありましたら回答いたします
Q　市の中心部がＢフレッツに入ったのはいつですか？（アルカボネさんからの質問）
A　2005年10月17日ですよ。

Q　FTTR (Fiber To The Remote terminal)はこのトトカルチョの対象となりますか？（ヨシエさんからの質問）
A　なりません。

一体いつになったら、ヨシミの家で光ファイバーが使えるようになるのでしょうか。Ｂフレッツのエリアに入る時期を予想していただきます。

この企画の応募を締め切るまでに、ヨシミの家がBフレッツのエリアになる旨あるいは時期等が告知されたら、この企画は効力を失います。
Bフレッツのエリアになる前にヨシミのサイトが閉鎖あるいは更新休止になったら、この企画は効力を失います。
おひとりさま１口までのご応募となります。
賞品はなにか差し上げますが、結果がいつ確定するかわかりませんので賞品未定とさせていただきます。
NTT東日本あるいは工事業者等、関係者からの応募は無効とさせていただきます。

応募しめきりは、2006年6月30日です。

→しめきりました。

また、２００６年６月３０日までにBフレッツのエリアになる旨等が告知されませんでしたので、この企画は有効となりました。

集計結果 有効投票数19 無効1
2006年7月	0
2006年8月	0
2006年9月	1
2006年10月	3
2006年11月	2
2006年12月	6
2007年1〜3月	2
2007年4〜6月	1
2007年7〜9月	0
2007年10〜12月	1
2008年	2
2009年	0
2010年	1
2011年以降	0

2006/7/1
さすがに今月から、ということはなく…。

2006/8/1
月初めから受付開始、ということはないようですね。

2006/8/3

こんなサービスエリアマップを見つけましたけれども、そもそもこれは、民間人が契約可能なんでしょうかねえ？

2006/8/9
NTTに直接問い合わせた結果、「ヨシミの家の前をダークファイバーは通っているが、そこから枝線を出すような許可が下りていない」とのこと。（許可を出す主体は不明）

2006/9/11
「もう、あれから５年も経ってしまったんですか…」ヨシミはつぶやいた。アメリカを襲った、同時多発テロ。今日で丸５年、６回目の９１１を迎えたことになった。あの日から世界というものはまったく異質なものに変わってしまったような気がする。飛行機に乗るときのチェックが厳しくなった…というだけのことにとどまらず、時の流れにしたがってより世界というものは先鋭化しつつあるのではないか、というふうに思えて仕方がない。これから、犯罪が増えることがあっても減ることはないのではないか。そのように思えて仕方がない。減ったとしても、それは単に警察が力を入れて不審者を摘発しているからであり、過去のように「何もしなくても犯罪減」ということはあるまい。仮にあったとしても、それは「人口が減ったので犯罪も減りました」的なことにしかならないのではなかろうか。犯罪だけではない。色々なもの、例えば法だってそうだ。数々の法典の抜け道といったものが徐々にふさがれていくのを感じやしないだろうか。抜け道は明らかになるから塞がれるのであるが…まあ、いいじゃないか、いいじゃないか。これが「未来」というものなのだから。元から望んでいた、伸びやかで緩やかな未来というものはもう存在し得ないのかも知れない。しかし、それもまた是としようではないか。ヨシミがそう思っていたところ、電話が鳴った。
「はい、もしもし」
「私、NTT東日本販売代理店○○の担当、○○と申しますが」
「はい」
「お客さまのお住まいの地域が、来月16日より新たに光ファイバーのエリアに入ることになりまして、ご連絡を差し上げました」
「○○町ですけど、大丈夫ですか？」
「はい、○○町が新たにエリアになることになりましたので。」
「よろしくお願いします」
「こちら、新規の開通となりますので、工事の日程が若干遅れることもありますが」
「はい、大丈夫ですよ。よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」

2006/9/14
NTT東のフレッツのサイトが下記のように更新されておりました。

これをもちまして、確定でいいでしょう。10月16日に、ようやく光ファイバーのエリアとなります！
従いまして、トトカルチョの結果は2006年10月。当選されたのは…！
アルカボネさま
卯月 遥さま
angoさま
ということになりました。おめでとうございます。
賞品が決まり次第、ご連絡差し上げますので、もう少々お待ち下さい。賞品についてリクエストがありましたら、ヨシミ宛にメールをいただけると嬉しいです。

2006/10/2
賞品は、アルカボネさまにお送りしました。
しかしながらもうお二方はヨシミ宛に連絡をいただけませんでしたので、これをもって残念ながら当選はなかったことになりました。
ご了承下さいませ。
ちなみに、賞品は「金魚ねぶた製作キット」でした。